仕事で上着を着ることが多い私にとって、内ポケットにうまく収まってくれる使いやすいダイアリーを見つけるというのは、結構重要な問題です。街で売られているダイアリーは、見開き2ページで1週間というのがほとんどです。しかし、これでは1冊が分厚くなってしまって上着の内ポケットが重くなってしまいます。また、高さがないと手を内ポケットの奥までつっこまなければならず、幅があるとひっかかって取り出しにくくて、上着の内ポケットが痛みやすくなります。長いこと使っていた能率手帳は使いにくいダイアリーの代表格でした。
いつも、「薄く」「細長い」そんなダイアリーがあったらいいな、と思って探しているうちに今から10年程前に銀座伊東屋で見つけたのが「Letts of London 73SX」です。1ページで1週間が収まってくれるため、見開きで2週間分が一覧できます。4ページでほぼ1ヶ月を一覧できるというのは、予定の内容を把握するのにたいへん便利です。
ノートPCを愛用するようになった今日このごろですが、このダイアリーだけは手放せません。このダイアリーを愛用するようになって今年（2016年）で30年目になります。我が家では、毎年11月になると、家族そろってダイアリーを仕入れるための銀ブラをします。毎年、同じ型番のダイアリーを買うことのできる幸福を感謝しながら・・・
