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健全なる金融機関
城南信用金庫
Banking

まずはこれ「Wikipediaより」を読んでいただきましょうか。
「貸すも親切、貸さぬも親切」という原則に徹し、バブル期において、株式やゴルフ場地の購入などの投機的な資金を貸さなかった事から、バブル崩壊後の金融危機でも健全経営を維持。また「カードは麻薬」という小原哲学に基づき、消費者向けのカードローンは、現状では一切扱っていない。クレジット・信販会社とのATM提携も一切行っていない。

投資信託や保険、デリバティブなど、顧客にリスクのある商品(国債や地方債等の公共債を含む)も、一切扱っていない。サブプライム関連の投資も一切取り扱っていない。格付機関であるフィッチ・レーティングスによる格付けは、格付開始以来2010年現在まで8年連続して☆☆☆(最高位)。

そして、原発問題おいては「原発に頼らない安心できる社会へ」というキャンペーンを開始し、現理事長(吉原氏)が、
「経団連、同友会、日商会は原発0は現実的でないとと誤ったメッセージを出している。もし原発が現実的ならば、企業が自分で原発を買い取って自分でやればいい。人に押し付けておいて無責任である・・・しかし買い取っても原発に融資する銀行は無い。なぜなら、原発はコストも高く危険だと銀行は判っているから。原発は最終的に国民が負担することを前提にしているから成り立っている。」
と明言。「営業成績」よりも「経営理念」が優先する優れた組織として私は高く評価します。また、財務体質が健全なので資産を預ける金融機関としても安心できます。

なお、城南信用金庫は振り込め詐欺などブラックマネー口座開設を徹底して阻止するために、新規の普通預金口座開設にはきわめて慎重であり、印鑑と運転免許証を持って行ったくらいでは開設させてもらえません。実際に行員が自宅を訪れて確認するなど普通預金口座開設までには10日以上かかるようです。しかし、定期口座であればすぐに作れますので、取引関係を作ってから普通預金口座に拡張すればいいでしょう。こういうまっとうな企業は是非応援したいものです。

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