黒豆甘煮

岸澤屋

大阪心斎橋


あるとき、わが奥さんの友人がくださった黒豆の甘煮は、おいしくて、大きくてつるつるしていて、やわらかくて、それは見事なものでした。

大阪に出張したある日の夕刻、手帳に貼り付けた「岸澤屋」の包み紙の切り抜き(上の画像)を見ながら大丸の横の公衆電話から電話して場所を教えてもらいます。ようやくお店を探し当て、お値段の高さに目をぱちぱちさせながらもあれこれ買い込み、心の中はにんまりほくほくしながら帰りのひかり号に乗ったのでした。


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