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ROVER 75オーナーおよびROVER SALOONオーナーのみなさん、そして英国車ファンのみなさんこんにちは。 2002年6月16日(日曜日)、軽井沢ホテル鹿島の森で開催された「ROVER 75 オーナーズ軽井沢オフラインミーティング」の詳細をレポートします。
※本ミーティングの開催前のご案内はここです。(画像はランチパーティー会場にセットしたスクリーン)
※プライベート・アルバム2002.6.22更新。(NOMさん提供画像新着)
お天気にも恵まれ、総数15台のROVER 75とオーナーご家族・友人が集まって、広大な芝生に並んだ愛車を囲んでのすてきな初夏の1日になりました。 メンバーが持参した多数のROVERグッズのプレゼント、ちょっと豪華な食事、ゆきとどいたホテルのサーヴィス、飛び入りの75ファンのお客様、早朝洗車会など・・・話題盛りだくさんのミーティングでした。
入口にはROVER FLAGとRECEPTION TABLE。
テーブルの上にはCAR of the YEAR受賞記念フラッグ。
ROVERのユニフォームを着ているのはとんとん氏。
その後ろは今回の陰の功労者I氏。穂高から参加された哲夫妻。
後にはドリンク・サービス・コーナー。
その向こうが会場となった芝生。なべさんとそのご友人。
2台の75の前にはどこから入手したのかプライス・パネルが。
もちろん、定価表示。
実は、本当に売れてしまいそうになって大慌てだった。Wedgwood Blueを挟んで2台のMoonstone Greenが参加。
参加者の注目を浴びていた。
そういえば、今回はWedgwood Blueの参加がB.R.G.に次いで多かった(4台)。
会場の全景。
ランチパーティーはちょっと豪華でとてもおいしかった。
手前はB.R.G.のKame氏。「ROVERグッズ争奪じゃんけん大会」のひとコマ。
話題の木製ケース入りカラー・サンプル・キット。
この大物を手に入れたのは一体誰?解散してから、皆で写真を撮っていないことに気がついて慌てて記念撮影。
ここに写ってない皆さん、ごめんなさい。
参加された皆さん
No. 参加者 モデル 参加人数 地域 MEMO - 犬5頭連れたご夫妻 ■散歩 (2+5) 軽井沢 ゲスト - 75が欲しいというJaguarのご夫妻 ■Jaguar (2) 軽井沢 ゲスト 15 ひらい ■ROVER 75 2 東京 - 14 Kame ■ROVER 75 1 神奈川 - 13 哲 ■ROVER 75 2 長野 - 12 タカちん ■ROVER 75 2 群馬 - 11 kiya ■ROVER 75 4 神奈川 - 10 toshi ■ROVER 75 2 埼玉 - 9 いまい ■ROVER 75 1 千葉 - 8 NOM ■ROVER 75 3 神奈川 前泊 7 よりさん ■ROVER 75 2 東京 前泊 6 タケ ■ROVER 75 2 千葉 - 5 なべさん ■ROVER 75 2 千葉 - 4 yydafy ■ROVER 75 2 神奈川 当日泊 3 アエロナバル ■ROVER 75 3 埼玉 - 2 とんとん ■ROVER 75 2 埼玉 当日泊 1 ぺるけ ■ROVER 75 1 東京 - 合計 ROVER 75 ×15 31 - -
当日参加者に配布されたAGENDA
ぺるけの日記
◆起床5時。
6時10分前に家を出る。朝食は軽井沢に着いてから、と決めているので何も食べない。R254はガラガラなので練馬ICをパスして次の所沢ICに向かう。関越自動車道もきわめて順調だが今日は大人しくオートクルーズを110km/h+αにセットし、追い抜かれながら軽井沢を目指す。途中、甘楽PAで1回だけ休憩。ここでボディーとガラスを拭きワックスとかける。Glitterはほんとに楽ちん也。腹が減って目がぐるぐる廻る。いつもは碓氷バイパスを上るのだが今日は時間節約のために碓氷軽井沢ICまで行く。前も後ろも誰もいない。人気のない早朝の軽井沢は好きだ。
◆朝8時、
幹事の私(ぺるけ)がホテル鹿島の森に着くと、前泊組のB.R.G.とWedgwood Blueの2台のROVER 75が、昨晩の雨に濡れてきれいに並んで停まっていた。芝生庭園への乗り入れの手配はもう済んでいて、段差を乗り越えるための板が置いてある。たった1台、こっそりと広大な芝生に入り込み、ゆっくりと大きく弧を描きながらやや湿った芝生の中を走ってみた。なんとすがすがしい朝なんだろう。
◆なんでこんな時刻に現地入りしたかというと、
このホテルで朝食がしたかったからである。今日は忙しい一日になるわけだから、まずは腹ごしらえといこう。早速、ダイニング・ルームに行き、ワッフルにベーコン、オムレツ、コーヒーを注文。これがここでの私の定番メニュー。ダイニング・ルームでにやにやしながら(おいしいからだ)朝食をとっていると、NOMさんご一家が声をかけてくれた。前泊なんて、むちゃくちゃうらやましいじゃないか。食事が済んで玄関に出ていると、どこかで洗車を済ませたばかりのとんとんさんご一行のお早い到着。そうこうするうちによりさん夫妻、NOMさんご一家登場。きれいなとんとんさんのクルマが気になるのか、前泊組そろって軽井沢早朝洗車会がはじまった。仕上げはぺるけ印のGold Glitter。やがてyydafyさんご夫妻、タケさん夫妻もお早い到着。その後もどんどん到着してくる。みんな早い!トシのせいなのか、大人の遠足だからなのか。きっと両方だ。
◆10時
になったので(チェックアウト時刻までは芝生へのクルマの乗り入れは待つように言われていた・・・う〜む、いいホテルだ)、各車しずしずと芝生の中へ。森を背景にした青々とした芝生の中をゆっくり移動する何台ものROVERはシビレるほどに美しい。それはこのクルマが生まれた故郷では、どこでも当たり前の風景だからなのかもしれない。ここに600や800、Tourerなんかも来ていたらなあ、などとちょっと感傷的な気分。各車、思い思いの位置を決めて並んでゆく。欧州や米国では、イベントというと芝生にテント、屋外ドリンク・サービスにランチ・テーブルはあたりまえの風景だが、何もかもが狭く雑然とした日本ではなかなかこううセッティングはできないなあと思う。ホテルの若いサービス係の男女がやってきて、庭園の脇に白いクロスをかけたテーブルを用意し、コーヒーポットやクーラーボックスをセットしている。早速、一杯のコーヒーをいれてもらって、カップ片手に受付の準備にとりかかる。
えんじ色の巨大な「ROVER FLAG」を受付近くの樹に吊るしてみた。いまいさん持参のテーブル上にROVERロゴ入り「RECEPTIONパネル」を立て、とんとんさん持参のおなじみ「75発売記念卓上FLAG」を飾る。芝生上に特大の「ROVER 75垂れ幕」を広げ、誰かのClubとConnoisseur各1台の前には「価格パネル」まで登場。もちろん、469万円と425万円の定価販売、値引きなしだ。なべさんは、しっかり「ROVER 75ナンバープレート・カバー」をつけている。ここまでやるともう完全なる新車発売記念イベント。誰ともなくどんどん手分けして作業は進み、あれよあれとという間に準備完了。ROVERが日本から撤退・消滅したなんて誰が信じるもんか。カメラを構えて愛車撮影会になっている人、並んだ75をぼーっと見ている人、トランクリッドのROVERエムブレムの手入れのしかた講習会の先生と生徒になっている人、オバージン・レッドの内装色を見て腕組みする人、しゃがみこんでNOMさんのかわいいお嬢さんのお相手で顔のしわを増やしている人(ごめん)・・・。
◆そうこうするうちに、
ホテル前にある旧軽GCの方がやってきて「ROVER 75のオーナークラブの方ですか」とおたずねになった。なんでもCGに載った75オーナーの集まり(我々のことだ)のこともご存知の様子。しかも、ご近所の方でROVER 75が欲しくてお悩みの方がいらっしゃるんだけど、ここにお呼びしてもかまわないものだろうか、というお話。もちろんOK。ふと見ると玄関の方から立派な紳士がこちらにやってくる。見覚えがあるぞ。そうだ、(政界人財界人に通じていらっしゃるという)このホテルの総支配人殿ではないか。ご一緒しているWedgwood Blueのyydafy氏に種を明かされて吃驚。伊藤総支配人とyydafy氏とは旧知の間柄だそうな。総支配人から丁寧に挨拶されたぺるけはちょっと緊張であった。
◆さて、ぺるけはもうひと仕事ある。
それは、ランチパーティー会場のチェックとセッティング。芝生に広げた特大の「ROVER 75垂れ幕」を持ってダイニング・ルームへ。食事の準備が整い、なんとも良い香りがしている。正面の壁を使って「ROVER 75垂れ幕」を吊るし、「ROVERグッズ争奪じゃんけん大会」の景品用のテーブルをセットしてもらう。と、ところが、景品が多すぎてとても載りきれない。パーティー会場の準備を済ませて再び芝生に戻る。そこに白いJaguarがやってきて駐車場にはいるのが見えた。なぜかJaguarは目で追ってしまいますね。その白いJaguarから降りたのはどこか品の良い雰囲気のご夫婦で、参加メンバーのだれかと話している。そう、そのご夫妻がさっき旧軽GCの人が言っていた「ご近所の方でROVER 75が欲しくてお悩みの方」だったのだ。75の実物をご覧になって、座席に座ったりして、もう今にも「ご成約!」という雰囲気。いまいさん曰く「僕の75と交換してもいいヨ」。
◆12時になった。
みなさんお待ちかね、ランチタイム。面倒くさいご挨拶はぬきにして、イタダキマス。そろそろ「ROVERグッズ争奪じゃんけん大会」のはじまりです。今となっては、誰が何を持って来てくれて、何が誰に渡ったのかさっぱり覚えていない。ごめん。ROVERワイン・オープナー、Club用トランクネット(オプション)、初版ROVER 75ユーザーズマニュアル×2、リチャード・ウーリー直筆サイン入り額入り75デッサン、タケさんデザインの75シール×多数、ROVERアンブレラ×2、箱入りROVER 75カタログ・フルセット、ROVERフロントグリル・ピンバッジ、ROVERプロモーションカセット各種、ROVER革製札入れ、75ネームタグ×多数、75プロモーションビデオ×3、ROVER 75発表記念CD、75ネクタイに75ハンカチーフ、木製ケース入り75ボディーカラー/トリムカラー・サンプルセット、販促用75紙芝居、CG製トートバッグ×2とシール、Jaguar銀製キーホルダー×5、MINIマグカップ×4、何故かプジョーとクライスラーの携帯ストラップ×多数、MINIウチワ、ROVER 75ビニール袋、ああ、もうきりがない!じゃんけん負けっぱなしの人が出ないように、ちょっとだけ気をつかってみた。
◆食後は
再び芝生に戻り、ROVER 75を囲んでのコーヒータイム。午前中はちょっと怪しかった雨雲が晴れ、薄日がさしてきた。次の予定のために出発する人、おみやげに何を買おうか迷っている人、やっぱりカメラを構えて愛車撮影会になっている人、依然として並んだ75をぼーっと見ている人、はじめの一歩に興じる子供達、ハイマウント・ストップ・ランプやサイドシルの話題に興じている人達。やがて、一台、一台、とここに集ったROVER 75が各々次の目的地へと出発してゆく。窓からいつまでも振り続けている子供の手を見ていると、ああ、いい一日だったんだなあ、と思う。さあ、撤収。といっても、たいした荷物があるわけではない。ホテルの会計を済ませ、ROVER FLAGや垂れ幕、カメラをしまえば完了。
◆そこになべさんがやってきて
「温泉行かない?」のお誘い。軽井沢に来た時は塩壷あたりにには行きますが、妙義山のそばに穴場があるので一風呂行こうという。Kameさんは、おみやげに「横川の釜飯」をご所望の様子。温泉+おみやげ、という予定でなべさんとKameさんと3台で温泉に向かう。新幹線のガードをくぐり、右車線を碓氷軽井沢ICに向かうのだが、何か変だ。いつもと違う。そうだ、右車線はそのままR18への右折帯になっちゃうんじゃないか。と思った時にはもう手遅れ。お行儀の悪い3台の75は、信号手前で(少々強引に)左車線の割り込んだ。碓氷軽井沢ICで高速に乗り、次の松井田妙義ICで降りた。S字カーブを登ってゆくといわゆる妙義温泉、その前を通りすぎて更に登ってゆくと最近できたばかりの「妙義ふれあいプラザもみじの湯」到着。最近流行の町おこしの一環というやつなのだろう。そういえば、こういう突然できた町営らしき温泉は小諸方面だけでも3つはある。ま、そういうことはどうでもよくて、ここもみじの湯は600円で入湯できる(町民は300円だ)のと、とっても空いているのと、露天風呂からの景色がとにかくよろしい。
◆帰路のつく前に
一日の疲れを流すには、なかなか結構な穴場である。出かける前にインターネットで調べてきたというなべさんに感謝。あてにしていた温泉のすぐ下にある「みょうぎ物産センター」はなんとお休み。どうなっちゃったんでしょうね、今日は日曜日だというのに。といっても、お客さんはさっぱり来そうにありませんが。なべさんとはここで別れて、Kameさんと私は下道をショートカットして富岡ICを目指すことにした。と、出発しようとして「ガガガガ」。な、なんだ、と吃驚してクルマから降りてみたら、お馬鹿な私は車止めに頭を突っ込んでいる。バックで出るべきところを前進していたのだ。コンクリート製の車止めを粉砕し、我が75は車止めをまたいだ状態で停止。Kameさんの誘導でなんとか脱出。大事には至らず(車止めにとっては大変な災難だったが)。やっぱり、今日の私はちょっと疲れてた。
道路は、藤岡Jctあたりから混みはじめ、東松山を過ぎたところでのろのろになった。1kmくらい先を走っていたはずのKameさんはきっと右端の追い越し車線にいるだろう、とヤマをかけ、私は中央の走行車線をとろとろ走る。そうなんです、関越は所沢あたりでは真中がいちばん前に進むのだ。作戦成功で、やがて右前方にB.R.G.の75が見えはじめ、ついに追いついた。開けた窓越しに二言三言会話をしつつ、抜かれ、抜いて、を何度か繰り返してやがて見失った頃に新座料金所着。みなさん、無事に帰っただろうなあ、と思いつつ家に着いた。
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