好んだ言葉、遺した言葉

木村 功


一つの冷静な判断は千のかしましい会議に勝る
なすべきことは、光を与えることで、熱を加えることではない。

体力と誠意は、自分のものでなければ役に立たない。

天を恐れず、地を恐れず、何えおも憂えず。(ケ小平)

人生はどんな辛いことがあっても生きるに値する。
それには三つのことが必要だ。
勇気、希望、そしてSome Money。(ライムライト、チャップリン)

相手が出来ないのは教えなかったからだ。
相手が出来ないのは教えたからだ。
意欲的なマネジメントでは教えることによって定形化することを避けるべし。

心には皺は無い。(セヴィニエ夫人)

夕べになって、更に明るし。(ゼカリヤ書十四章七節)

君は君、我は我、されど仲よき。(武者小路実篤)

病気のおかげで人の心が少しは見えるようになった。(大鵬)

「神様」より人間の方が楽しいのぢや。(囲碁の神様、藤沢秀行)

弱い人でも、真剣に打つ碁は強い。

私は自分の今の年頃が好きです。

大人はものを書くとき必ず誰かに読まれることを意識する。
だから、うそや作りごとを書いてしまうこともある。
つくと云う 程ではなくて うそを云い

二月の雪が
三月の風が
四月の雨が
美しい五月の緑をつくる。(内舘牧子)

私自身、その時はフォーレのレクイエムを聞き乍ら安らかに眠りたいと思っています。

今こそ。
眼は衰えてかすみ、立ち眩む。
左半の手足は萎え、喉はしびれて食を拒み、便は泌して通ぜず、声は嗄れて言葉無し。
斯く神は様々の苦難を試し給ひたるのち、やがて之を解き給へり。
今こそ我は眉をあげ、手を振り、闊歩して自然の大地に還らん。

有難し有り難し、今日迄生かせ給わりし、
皆々様、大変御世話になりました。
本当に有難うございました。


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