工事中
ボルト (V)
交流、直流ともに電圧の大きさを表わします。交流の場合は、「実効値(RMS)」と「ピーク-ピーク値(P-P)」の2種類の表現法があり、正弦波の場合は、「実効値(RMS)」×2.83=「ピーク-ピーク値(P-P)」の関係があります。通常のテスターやミリボルト計、電圧計は実効値(RMS)を表示します。商用電源のAC100Vというのは、テスターで測定すると交流100Vと表示されますが、これは実効値(RMS)です。このときのピーク-ピーク値(P-P)は約283Vです。
1μV =1/1000000V、1/1000mV マイクロボルト よく使う、MCカートリッジの信号や微少ノイズの領域、測定は困難 1mV =1/1000V ミリボルト 非常によく使う、多くの場合の信号レベルの領域 1V - ボルト 非常によく使う、多くの場合の回路電圧や信号レベルの領域 1kV =1000V キロボルト オーディオアンプでは滅多に使うことはない、測定はやや困難
アンペア (A)
ワット (W)
オーム (Ω)
抵抗の大きさを表わします。また、コンデンサや真空管の特性など抵抗器ではなくても、抵抗に置き換えてオームで表記することが多くあります。たとえば、コンデンサの特性の周波数におけるリアクタンスや真空管の内部抵抗などです。針式テスターで測定できる直流抵抗は1Ω〜1MΩくらい。デジタルテスターでは0.?Ω〜数十MΩくらいが普通です。交流抵抗を直接測定できる測定器は珍しく、通常は電圧等を測定して計算で求めます。
1μΩ =1/1000000Ω、1/1000mΩ マイクロオーム あまり使わないし、測定はきわめて困難 1mΩ =1/1000Ω ミリオーム 机上計算では時々使うが、測定は困難 1Ω - オーム よく使う 1kΩ =1000Ω キロオーム よく使う 1MΩ =1000000Ω、1000kΩ メガオーム 時々使う、数MΩ以上は正確な測定が困難 参照: オームの法則その1、オームの法則その2、抵抗値の計算
ファラッド (F)
コンデンサ等の容量の大きさを表わします。ただ、1ファラッド(F)というのは非常に大きな容量を表わした単位なので、実際には1ファラッドの1/1000000であるマイクロファラッド(μF)およびそれ以下のレンジが使われます。コンデンサの容量を直接表示できる測定器は珍しいですが、デジタルテスターの中には0.001μF〜数十μFくらいのレンジで測定できるものもあります。これは非常に重宝します。
1F - ファラッド あまり使わない 1μF =1/1000000F、1000000pF マイクロファラッド 非常によく使う 1PF =1/1000000000000F、0.000001μF ピコファラッド よく使う 参照: コンデンサの計算
ヘンリー (H)
ベル(B)、デシベル (dB)
ヘルツ (Hz)