Getting Started Tobii & Windows10視線入力を使いやすく環境整備 |
Windowsの標準的な操作は、ワンクリックで「選択」して、ダブルクリックで「開く」の2アクションです。視線制御で2アクションは負担が大きいので、Windowsの設定をシングルクリック・アクションに変更すると格段に効率がアップします。
●あなた自身でパソコンのセッティングができるかどうか
ご自分のパソコンに視線入力の環境を作り上げるには、ある程度のパソコン知識が必要です。以下の4つの質問の答えがすべて「Yes」ならばこれから説明するパソコンのセッティングはご自身で出来ると思います。しかし、3つ以上「No」がある方にはちょっと難しいかもしれません。その場合は、4つの質問が「Yes」になる方あるいは「Yes」が少なくても学習意欲がある方の支援を受けてください。ご成功を祈っています。
- パソコンにアプリをインストールできる・・・標準設定では必ず手によるマウス操作が発生します。
- デスクトップ上にショートカットの作り方を知っている。
- アプリをスタートメニューにピン留めすることができる。
- 左下に隠れているWindowsの設定画面の開き方を知っている。
●Windows10 パソコン
私たちにとってパソコンはライフラインです。日常生活の様々なコミュニケーションだけでなく、命に関わるヘルプコールやさまざまな装置の制御にも使われることがあります。普通のパソコンよりも多くの仕事をしますので十分なスペックの機種が望ましいです。Windows10は必須です。Windows7や8でもTobiiのEye Trackerは動きますが、肝心なWindows本体による視線入力キーボードが使えません。具体的には、プロセッサよりもストレージの種類が大切でHDD(ハードディスク)ではなくSSDであることがポイントです。何故かというとプロセッサがどんなに速くてもHDDのアクセススピードが遅いと結果的に全体が遅くなってしまうからです。HDDベースのパソコンの場合はプロセッサはIntel Core i5以上が必要ですができるならばi7を選んでください。CeleronやAMDなどの廉価なプロセッサはお話にならないので避けてください。SSDベースのパソコンならばi3でも結構快適に動いてくれます。もちろんi5やi7を搭載した高速機が使えるならばそれに越したことはありません。なお同じi3でも古い世代のi3は非常に低速で最新のi3は一世代前のi5よりも速いです。古い世代のi7を搭載したHDD機が廉価に出ていますがあまりお勧めしません。
視線入力では画面の多くを視線入力キーボードに取られてしまうため、ディスプレイは大きい方が有利です。私は(1)14インチ、1366×768と(2)15.6インチ、1920×1080のディスプレイが付いた2台のノートパソコンを使っていますが、(1)14インチの方は使いにくいです。視線入力ではディスプレイは大きいほど使いやすいので是非15.6インチ以上で解像度が1920×1080以上のパソコンをご用意ください。
様々な目的のために非常に多くの機材を接続することになるので、USB端子は多ければ多いほど都合がいいです。
- パソコンの形態:ノートパソコン
- オペレーティングシステム:Windows10以上
- プロセッサ:Core i5以上
- ストレージ:SSDがベスト
- ディスプレイ:15インチ以上
- ディスプレイ解像度:1920×1080以上
- USB端子:Tobii Eyetracker 4Cの取り付けにはボディの左側にあると収まりが良い
●フットスイッチ
上肢(手や腕)が不自由になってマウス操作がつらくなると、難病の支援関係者はトラックボールを勧めてきますがそれはよい判断とは言えません。マウス操作で最初にできなくなるのはクリックであって、指先が動かなくなってもマウス本体を動かすことはまだまだ十分にできることが多いのです。ですからクリック操作を補助する道具が大切なのです。トラックボールは手でクリックしなければなりませんから問題解決の有効打にはなりません。上肢(手や腕)が不自由でも、ある程度下肢(足)が動く人にはフットスイッチの併用が強力です。自力で安定して立つことができないくらいの人でもペダルの操作は可能です。
さまざまなものがamazonなどで市販されていますが、私のおすすめは2ペダルの「FS1P2」と3ペダルの「FS1P3」です。このフットスイッチは、左右クリックやEnterだけでなく、かなり複雑な操作をカスタマイズできることと、操作をフットスイッチ側が記憶するので別のパソコンに取り付けでも再設定が不要なことのが優れています。来年にモデルチェンジをするらしく、今は在庫のみの販売です(2019.9現在)。
フットスイッチはさまざまなキーボード操作やマウス操作を割り当てることができます(左の画像)。
3ペダルのものがお勧めで、3つのペダルにそれぞれ「Enter」、「左クリック」、「右クリック」を割り当てておき、視線入力と併用すると快適にパソコン操作ができるようになります。
●Windows10の設定・・・自動サインイン
パソコンを起動する時、通常の設定であればログイン画面でPINコードやログイン・パスワードの入力を要求されますが、この段階での視線入力はまだ起動していませんからキーボードを打たなければなりません。これを回避するには、以下の解説を参考にしてください。◆Windows10 - 起動時のパスワード入力を省略 - 自動サインイン●Windows10の設定・・・システム変更確認OFF
システム環境に影響を与える重要な設定変更や新しいアプリケーションをインストールする時に、右のような確認メッセージが出ます。このメッセージ画面が出る時は、視線入力のスタートパッドが消えて視線入力による操作ができません。そのため視線入力ではない通常のマウス操作をしなければなりません。つまり、視線入力ユーザーは自力ではシステム環境に変更を加えたりアプリケーションのインストールができないことになります。しかし、コントロールパネルを開いて以下の設定変更を行っておけばこの確認メッセージが出ないようにできます。
@「スタートメニュー」→(矢印は左クリックの意味、以下同様)
A視線入力スクローラーで左のリストの下の方にある「Windows システムツール」→
B展開されたサブメニューから「コントロールパネル」→
C左上にある「セキュリティとメンテナンス」→
D上から2行目にある「ユーザアカウント制御設定の変更」→
E下記画像の上の画像が表示されるので、一番下をクリックして一番下まで移動させます。ここまでの操作は視線入力でできます。
F右下の「OK」→
G下記画像の下の画像になります。OKをクリックすると確認メッセージが出ますが、この時だけは視線入力が使えません。
●Windows10の設定・・・全ての機能をスタートメニューに
これは、2020年1月現在の私のパソコンのスタートメニューです。スタートメニューはキーを押すと出てきます。必要な機能はできるだけここに集約してあります。
Windows10のスタートメニューは、視線入力で使いやすいサイズのボックス・メニューなのがありがたいですね。視線マウスの操作一発でアプリケーションをスタートさせたり、パソコンの設定画面を出すことができます。
スタートメニューにセットするには、アプリケーションや設定ボタンのところで右クリックして、「スタートにピン留めする」を選びます。
しかし、ここではもう少し工夫してアイコンを変更したり、普通だったらスタートメニューに登録できないものも登録してあります。
良く使うアプリケーションやツールはすべてここに集約して配置してありますので、そのいくつかを見てゆきましょう。
Tobii Eye Tracking:
この子のおかげでパソコンが自在に使えているので一番いい席をあげました。設定やキャリブレーションなどで時々使います。
設定(Windows10):
アカウントの管理、プリンタやマウスやBluetoothなどの設定、アプリケーションのアンインストールなど重要な機能があります。画面左下のを右クリックでスタートメニューにピン留めできます。
視線制御(Windows10):
Windows10標準装備の視線制御ツールであるスタートパッドのON/OFFスイッチがあります。
Firefox(ブラウザ):
私はFirefox派なのでこれを最も良く使います。お気に入りのブラウザを配置したらいいでしょう。
iTunes:
そもそもこれを使うためにこのサイトを作ったのですから、iTunesははずせません。
iTunes Operator:
iTunesを視線制御で操作できるツールで私がスクリプトで作りました。公開していますのでこのホームページから自由にダウンロードできます。
Window Handler:
視線制御でウィンドウを移動させたりサイズを自由に変えられるツールで私がスクリプトで作りました。Windowsパソコンを視線で使いこなすための必需品です。公開していますのでこのホームページから自由にダウンロードできます。
エクスプローラー:
フォルダやファイルの管理の必須ツールで頻繁につかいます。
メモ帳:
視線入力でちょっとしたテキストを作ったり、置いておきたい時に便利なので良く使います。書式メニューで大きめのフォントにセットしておくと具合がいいです。
Messenger:
相手は携帯端末かパソコンでこっちはパソコンで、文字/電話/ビデオでコミュニケーションをするのに便利なのがMessengerです。私はiPhoneのSNS/Messageが使えなくなったのでMessengerに切り替えました。通話料金はかかりません。
Skype:
Messengerと並んで、相手は携帯端末かパソコンでこっちはパソコンで、文字/電話/ビデオでコミュニケーションをするのに便利なのがSkypeです。通話料金はかかりません。
Eng-Jpn:
視線入力キーボードで半角英数字をスピーディーに入力するためのキーボードを切り替えるバッチ処理を組み込みました。
UWSC:
「視線入力便利スクリプト」を支えているキーボード操作自動化ツールです。これなしでは視線入力による本の執筆もこのHomePageの維持もあり得ません。
Tray Volume:
「ボリューム/音量調節を快適に」で大活躍してくれる音量調節ボリューム・アプリです。
Backup:
パソコンのバックアップを行うアプリです。追加・変更・削除された差分で動作させています。視線入力できるWindows10機がもう一台あるのでこのBackupアプリを使って2台を同期させています。
Shutdown:
パソコンのシャットダウンを行います。シャットダウンの命令を書いたショートカットを作り、それをスタートメニューにピン留めしました。
Microsoft Office:
MS Officeの中でも良く使うWordとExcelとPowerpointがセットしてあります。
●Windows10の設定・・・最近使ったファイルの視線一発呼び出し
視線制御でMS Officeなどを使っていると、ファイルメニュー周辺の細かい画面操作が多くて編集したい文書などを呼び出すのがとても面倒です。最近使ったファイルが、右の画像のようにそこそこでかいアイコンでずらっと並んでくれていて、それをクリックしたらアプリごと起動してくれたらものすごく早くて楽ちんです。というわけで、最近使ったファイルの視線一発呼び出しをスタートメニューにセットする方法を考えました。
手順は以下の通り。
(1)+Rで「ファイル名を指定して実行」画面を出す。
(2)"recent"コマンドを入力する。
(3)「最近使ったファイル」画面が表示される。
(4)赤丸部分をデスクトップにドラッグしてショートカットを作る。
(5)作ったショートカットを右クリックして、スタートメニューにピン留めする。
(6)表示を指定して使いやすい大きさにする。
●Windows10の設定・・・シングルクリック化
設定画面は意外なところにあります。その場所は、マウスの設定ではなくなんとエクスプローラー。エクスプローラーの「ファイル」メニューの中にある「フォルダーと検索オプションの変更」です。ここを開くと「クリック方法」の設定があるので赤丸で囲んだ「ポイントして選択し、シングルクリックで開く」に切り替えて「適用」を押せばば完了です。
●Windows10の設定・・・キー操作を自動化
UWSC:https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se115105.html
インストール作業は必要なく、ダウンロードして解凍したらそのまま動作しますから、解凍したフォルダごとドキュメントにでも移して置いておいたらいいでしょう。
<UWSCの普通の使い方>
<視線入力の補助ツールとして活用してみよう>
UWSCツールの専用ページはこちら→「Program & Script 視線入力お助けツール」
●Windows10の設定・・・バックアップとミラーリング
<手動バックアップ>
バックアップ元のフォルダとバックアップ先のフォルダを登録しておき、バックアップの方法も指定しておきます。私は差分バックアップにしたので、1回目は全部コピーで時間がかかりましたが、2回目からは追加・変更・削除があった部分だけの処理になるので早く終わります。処理スピードは、スタンプチェックおよび転送ともに非常に速いです。
バックアップ先をどこにするかですが、私は手元にあるハードディスクとクラウドのOne Driveを併用しています。なお、One Driveを使う場合はOne Driveに標準でついているバックアップ機能はお勧めしません。何故ならOne Driveのバックアップ機能を使うと勝手にすべてのデータがクラウド側に切り替わってしまうからです。ネットワークが切れたらパソコンは使えなくなってしまいます。更に、パソコンのローカルのデータを参照しているアプリは動かなくなります。One DriveやDropboxなどのクラウドサービスを使う場合は無暗に同期させないで、「Backup」などのツールを使って普通に定期的にコピーする方法をおすすめします。
<自動バックアップ>
(1)コントロールパネルの中の「管理ツール」を開く。
詳しい解説はこちら→ http://www2.biglobe.ne.jp/sota/backup-qa/qa-1-10.html
●Windows10の設定・・・視線でスリープ
(1)デスクトップ画面で右クリックし、「新規作成(X)」から「ショートカット(S)」選択します。
●Windows10の設定・・・視線でシャットダウン
(1)デスクトップ画面で右クリックし、「新規作成(X)」から「ショートカット(S)」選択します。
(テキストのダウンロードファイルはここ)・・・右クリックで保存※
●Windows10の設定・・・視線で再起動
(1)デスクトップ画面で右クリックし、「新規作成(X)」から「ショートカット(S)」選択します。
(テキストのダウンロードファイルはここ)・・・右クリックで保存※
●iTunesのインストール
お持ちのCDをパソコンのCDドライブの入れると、iTunesはどんどん読み込んでゆきます。その時、CDのアルバム情報や曲名をネット上のデータベースから取得します。ここから先の話は「音楽ソースの編集と管理」にあります。
●iTunesの設定
注意:AACとMP3は本来はほとんど同じですが、amazonのダウンロードMP3圧縮率が高いようです。その分音質も劣ります。
どんなデータ形式で取り込むかは、「編集」メニューの「一般環境設定」にあります(左下の画像)。
注意:AACで設定してCDを読み込んで、後でAppleロスレスに変更しても、過去に読み込んだ音楽データはAACのままなので入れ直しになりますからご注意ください。
●エア・マウス Zono
弱点は、誰かに装着してもらう必要があることと、充電式(最長30時間)なのでまめに充電しなければならないことが挙げられます。お値段は、Zonoのみ(オプションなし)でamazonで108,000円。
Enjoy iTunes Music with Eye Trackerに戻る
視線制御では、キー連打のような簡単な操作がしんどいです。例えばテキストの10文字を視線操作で消すのはとてもつらいです。よくあるキー操作を簡単に記録してくれて、しかも簡単に呼び出せる優れものツール「UWSC」を見つけました。このツールをうまく使うことで視線入力を大いに助けてくれることがわかりました。
このツールはプログラムの一種で実際に行ったキーボード操作やマウスの動きをスクリプトとして自動記録し、それを登録しておいて何度も自動実行させることで手間を省こうというものです。
Alt+F1・・・再生
Alt+F2・・・記録停止
Alt+F3・・・記録開始
Ctrl+Alt+W・・・トレイから出す
キーボード操作やマウス操作を自動的にやってくれるなら、これを上手く使えば私たちの手の代わりになってくれるのでは、と考えたのです。プログラミングを勉強して作ってみたら結構使えるのでいろいろなツールを作りました。。
<バックアップの方法>
視線入力の生活ではパソコンは重要なライフラインの一つになります。データやシステム環境が失われるとアウトなのでバックアップは必須です。私は同じ設定にした2台のWindows機を用意して、データをミラーリングさせています。同時に外付へHDDにもデータのバックアップを取っています。この操作をいちいち手でする訳にはゆきませんから、バックアップ用のフリーソフトを使っています。
手動バックアップには「Backup」というフリーソフトを使っています。ホームページの更新で愛用しているFFFTPという定番ソフトと同じ作者(Sota氏)によるものです。
Windows10のタスクスケジューラを使います。
(2)「管理ツール」の中の「タスクスケジューラ」を開く。
(3−1)「基本タスクの作成」を開く。
(3−2)適当な名前を決めて入力する→次へ。
(3−3)「毎日」などトリガーを決める→次へ。
(3−4)「時刻」を決める→次へ。
(3−5)操作は「プログラムの開始」→次へ。
(3−6)プログラム/スクリプトは、参照から「Backup.exe」の場所を見つける。
Backupに登録したバックアップパターン名を入れた引数を登録する。「-n パターン名 -s -c」→次へ。
(3−7)内容を確認して完了。
アイコンをクリックするだけて一発でスリーブにする方法です。
(2)「項目の場所を指定してください(T)」というメッセージが出ますので以下のコードをコピペします。(右の画像)
C:\Windows\System32\rundll32.exe powrprof.dll,SetSuspendState 0,1,0
(3)「次へ」に進むとショートカットに名前をつける画面が出ますから、適当な名前を入れたら完成です。
(4)アイコンを好みのものに変えたい時は、アイコンを右クリックして「プロパティ」を開き、「アイコンの変更」を開きます。「参照」のところに以下のコードをコピペするとアイコンが出てきますので、適当なものを選んでください。
(5)ショートカットを右クリックするとスタートメニューにピン留めできます。
C:\Windows\System32\shell32.dll
(テキストのダウンロードファイルはここ)・・・右クリックで保存※
※視線制御では画面のテキストのコピペは困難なので、まずテキスト・ファイルとしてダウンロードします。それをメモ帳で開いて「Ctrl+A」ですべてを選択し、「Ctrl+C」→「Ctrl+V」でコピペしてください。こうすれば視線制御だけで100%自力で設定できます。
パソコンのシャットダウンには「+X、U、U」というショートカットがありますから視線入力で十分に操作できます。もう少し簡単にしてみようというわけで、アイコンをクリックするだけて一発でシャットダウンする方法です。
(2)「項目の場所を指定してください(T)」というメッセージが出ますので以下のコードをコピペします。
shutdown /s /hybrid /t 0
(3)「次へ」に進むとショートカットに名前をつける画面が出ますから、適当な名前を入れたら完成です。
(4)ショートカットを右クリックするとスタートメニューにピン留めできます。
※視線制御では画面のテキストのコピペは困難なので、まずテキスト・ファイルとしてダウンロードします。それをメモ帳で開いて「Ctrl+A」ですべてを選択し、「Ctrl+C」→「Ctrl+V」でコピペしてください。こうすれば視線制御だけで100%自力で設定できます。
視線入力を長時間使っていると何故か少しずつ反応が悪くなってきてやがて極端に遅くなりついには反応しなくなります。これを解消するにはパソコンを再起動するしかありません。いつでも視線入力で手軽に再起動できるようにしてみようというわけで、アイコンをクリックするだけて一発で再起動する方法です。
(2)「項目の場所を指定してください(T)」というメッセージが出ますので以下のコードをコピペします。
shutdown /r /f /t 0
(3)「次へ」に進むとショートカットに名前をつける画面が出ますから、適当な名前を入れたら完成です。
(4)ショートカットを右クリックするとスタートメニューにピン留めできます。
※視線制御では画面のテキストのコピペは困難なので、まずテキスト・ファイルとしてダウンロードします。それをメモ帳で開いて「Ctrl+A」ですべてを選択し、「Ctrl+C」→「Ctrl+V」でコピペしてください。こうすれば視線制御だけで100%自力で設定できます。
iTunesは、CDおよびダウンロードした音楽ソースだけでなく、デジタル化されたさまざまな音楽ソースをパソコンでまとめて管理するアプリです。iTunesに入れた音楽ソースは、iPhoneやiPadに移してそこで聞くこともできます。
◆iTunesのダウンロードはここから
iTunesを起動すると、AppleIDを聞いてきます。AppleIDを持っていない場合はその場で作成してください。これがないとCDを読み込ませた時にジャケットの画像(アートワークという)が出ません。Tunesは、すでにパソコンにダウンロードされている音楽を見つけてiTunesに取り込みます。
◆iTunesのインストール&設定の解説
iTunesは、Appleロスレス(最高音質)、AAC(標準)、MP3(ローレベル、amazon)などどんなデータ形式で取り込むかを選ぶことができます。iTunesをインストールしたままでは標準のAAC形式(256kbps)になっています。iTunesに取り込んだ音楽データがディスクをどれくらい必要とするかはデータ形式で変わります。約60分の音楽CDの場合のおおよその参考値を以下にまとめました。高音質を求めるほどディスク容量は大きくなります。
Appleロスレス
(最高音質)AAC
(上限、320kbps)AAC
(標準、256kbps)MP3
(ローレベル、amazon)
CD1枚(60分) 300MB 160MB 130MB 110MB
CD10枚(6時間) 3GB 1.6GB 1.3GB 1.1GB
CD100枚(60時間) 30GB 16GB 13GB 11GB
「読み込み設定」を開くとどんな形式で読み込むかの選択肢が出てきます(右下の画像)。
装着型のワイアレス・ジャイロマウスです。わずかな動きを検出してそれをマウスポインタに伝えるしくみです。一般的にはヘッドセットのように装着しますが、動くところなら膝や肘でも可能です。動きによるマウス操作、呼吸によるマウス操作など多彩な機能とオプションがあります。